自転車教室で学んだこと。
先日、子供の小学校で「子供の為の自転車教室」がありました。
「自転車の乗り方」という講習では、一般的な事柄をおまわりさんから学びましたが、
その講習のなかで最後に、子供が車に轢かれたら、というシュミレーションが
屋外で人形を使って実際に行われました。
駐車されている車の影から子供(人形)が飛び出してきたところを結構スピードが
出ている車で思い切り轢いてしまう…
そんな光景を間近で見た子供たちは、顔を両手でふさいだり、
胸元に手をおいたまましばらく呆然としていたり…。「わっ」っという声は、轢かれた一瞬で
息が詰まり、嬌声は長くは続かない様子でした。
轢かれた人形には「青空太郎君」という名前がついていて、背丈もちょうど小柄な
自分たち小学2年生と同じくらい。服だけでなく帽子や靴もしっかりはいているので、
子供達の集団の中に置いたら一瞬では見分けがつかないようなリアルな人形でした。
そんな「子供」が無残にも車に轢かれ、タイヤに踏まれ絡まり、路面にこすりつけられる…。
「子供」が出てきた瞬間も、その雰囲気に何の変哲も兆候もなく、なにごともないように
ただただ「普通」に姿が現れ、轢かれるのです。
普段車を運転する私も少なからず衝撃をうけました。
私が今まで子供を轢かなかったことは、轢いたことがないのは、奇跡なのかも……
そして目の前に横たわっている「子供」が今目の前にいる自分の娘だったら…。
改めて自分の運転にも、少しくらいやんちゃな自転車運転でも子供だから…なんて
甘えにも恐ろしく危険を感じた出来事でした。また、自転車教室の為とはいえ、
車で轢く係のおまわりさんも、さぞ嫌な仕事だろうと胸が痛みました。
子供も今日の学校帰りは、もっていった自転車を乗って帰るとき、
左右の確認・後ろの確認を大人からみたら大げさにして乗っていましたが、
当の本人の大真面目。子供ながらに大切な体験をしたのだと思いました。
単なる学校行事としてしか捕らえていなかった私ですが、反省しきりでした。
そしてこんな機会を与えられて、学校にも、おまわりさんにも感謝したいと
心から思いました。
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